札響名曲シリーズ2008-2009 森の響(うた)フレンドコンサートVol.4 「北欧の神話劇」
[指揮] 尾高 忠明 [ピアノ] 小山 実稚恵 [管弦楽] 札幌交響楽団
◆プログラム◆
グリーグ
「ペール・ギュント」第1組曲 作品46
ピアノ協奏曲イ短調 作品16
シベリウス
組曲「カレリア」 作品11
「トゥオネラの白鳥」−4つの「カレワラ」伝説より 作品22-2
交響詩「フィンランディア」 作品26
☆アンコール☆
シベリウス 「悲しきワルツ」
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3月14日、土曜日の昼下がり。
15時開演のコンサート。
この時間帯に大ホールのコンサートを聴くのは初めてだったかも。(¨;)
というか、札響さんを聴く事自体が「ん十年ぶり」という^^;A
田舎に住んでいたときに地方公演で聴いて以来。
札幌に居住して10年以上になっているというのに、貢献度足りませんね。いかんいかん。
地元のプロオケですし、応援の気持ちは演奏会へ少しでも多く足を運ぶことでしょうか。(^^ゞ
さて、この日のプログラムはシリーズもので、この日は4回のシリーズのラストのものでした。
4回分の通し券は人気で早々に完売してしまうそうです。(私は今回の分だけを購入して鑑賞です。)
この日も次の09-10年の通し券の発売日にしてS席分がほぼ完売だとか。(スゴッ
お客さんの層は、平均年齢高め(?)だったような。
小さなお子さん連れのご家族もちらほら。 学生服を着た子もちらほら。
車椅子席のコーナーもほぼ一杯にお客様。
客席全体を見回しても、年齢層が高めの印象でした。
クラシック愛好家、耳の肥えた(?)お客様、札響ファンの皆様で大ホールは・・・
チケットは事前に 「完売!!」
当日のお客様の入りの状態は
「ほぼ、満席」
空席がちらほらあったのは、たぶん通し券を購入されている方々で、この日来場出来なかった方々の分なのかなと・・・。
それでも、大ホールのキャパを考えれば、大入りだったと思います。
指揮の尾高忠明さんがオープニングトーク、曲と曲の間にもお話を挿みながら、場内はとても
アットホームな雰囲気で進行していきました。
が、
2曲目、小山さんのグリーグのコンチェルトで場内の空気感が変化しました。
劇的で圧倒的なテクニックとピアニズムで一気に引き込まれます。
小山さんのピアノは、ココロを がしりっ と鷲摑みされるような衝動に駆られることが多い。
去年12月に東京で聴いてきたラフマニノフ3番のコンチェルトのときもでしたが、魂を揺さぶる
演奏をされる舞台上の小山さんは、とても大きく、大柄な方に見えてしまう不思議。
実際、(小山さんの体の)どこからそんなにパワフルでエネルギッシュな演奏を弾き出せるのか・・・
と思ってしまうほど、演奏から離れてフツウにお会いするときは私と背格好も同じくらいで、とても小柄。
とてもチャーミングで、お話していてもその場の空気が緩やかでほんわかとしてくるような不思議な空気を創り出している感じ。
そんな部分に触れさせてもらえる私は、とても幸せ者だなと、いつも想って感謝しています。
本編ラストの 交響詩「フィンランディア」 良かったなぁ〜
尾高さんのトークも良かったです♪
音楽の勉強を止めて長くなっているので、音楽的なことを専門的に語れませんが、この日は
「音楽にのって旅する気分」
を存分に味あわせてもらえた演奏会だったと思います。
「音楽の都、名曲巡り。」
を堪能できる次年度 「札響名曲シリーズ2009-2010 森の響(うた)フレンドコンサート」
の詳しい情報は、札幌交響楽団事務局、ホームページ →
http://www.sso.or.jp/ へ♪
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グリーグのコンチェルトが終わって、休憩タイム・・・ピアノ撤収作業の1コマ。
プログラム後半へ
アンコール曲は、シベリウスの「悲しきワルツ」
(ソリスト・アンコールはありませんでした・・・。)